巨大な蔵書を持つ図書館に恵まれた大学生活だった。 学生時代に楽しい思い出はほとんどないが、図書館は私にとって秘密の基地みたいな場所で、そこにずっと逃げ込んで過ごしていたのかも知れん。 誰も行かない地下深くの、誰も触らない書棚で何十年分も埃をかぶっている本達にやたら触ってまわる。 深夜の図書館がまた、美しいのである。
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