ヤマサの昆布つゆまで!右は粉わさび(!)と海苔である。
2010年6月30日水曜日
2010年6月29日火曜日
2010年6月27日日曜日
エーゲ海で泳ぐ2
ギリシャの島は、サントリーニ島(Santorini)とフォレガンドロス島(Folegandros)にいってみました。サントリーニは有名な島なので今さら私が何をか言わんやという感じだけど、まー名声通りに風光明媚なけっこうな島でございました。
テッサロニキで出会った韓国人女子 Jiyoung といっしょだったのだけど、話題豊富でおしゃべりしていていっこうに飽きないあっぱれ女子であった。サントリーニの風光明媚さよりも彼女の挙動言動のほうがおもしろい、という感じで、あんまりサントリーニのことは印象に残らなかった(笑)
彼女も世界中旅してまわっているとのことであったけど、また会えるといいな。
今どこにいるかな、Jiyoung。
サントリーにでのお気に入りの一枚はコレ。
サントリーニの後、Jiyoungと別れて一人で向かったフォレガンドロス島は、一つ前の記事の写真のとおり大絶景の素晴らしい島だった。
小さくて静かな島だけど、どこまでも透き通った青と緑のグラデーションにいちいちため息が出てしまうような美しいビーチがいくつもあって、長居してても飽きないと思います。
あまり知られていない島で、観光客も少なく、ひっそりしているので、静かな島が好みの方、「とっておき感」がお好きな方、には絶賛オススメしたい島。
こんなぐあいで!
日本語の情報は、書籍もネットにも皆無に等しいですので、写真を見て行きたくなった人はぜひ連絡くださいねー!くどいほどに、詳細情報、ご提供申し上げます。
フォレガンドロスは小さい島だったけど思い出はたくさんできた。
まず、レンタカーしてみたこと。
いっぺんでいいからよその国で運転してみたいものだ、と思っていたのだけど、それが人口660人の車よりもロバのほうが多いんじゃないかと疑ってしまうひっそりした島で叶えられてけっこうなことでございました。
とにかく「右を走る」こと「ロバにぶつからないようにする」こと、を考えて一生懸命運転しました。
そして、この長い旅路、いっぺんはヒッチハイクなるものにどこぞで挑戦してみたいな、なぞとも思っていたのだが、借りた車を走らせてほどなくして、なんと、逆にヒッチハイクされた!しかも2回も!
まさか先に自分がヒッチハイクされる側になるとは思いもよらなんだよ。
最初に乗せてあげたのは畑帰りのおばあさんだったのだけど「ヒッチハイクされた記念」におばあさんの写真をとっとけば良かったなぁ、なんて悔やんでいたのだが、悔やむこと無かれ、後で気づいた、お礼にといって残していった採れたての畑のトマトがまさにそのおばあさんソックリだった(笑)
これ、この右から2つめのやつ。
もう一つ、ビッグな思い出は、島で超リッチなギリシャ人女子 Zoe と知り合ったこと。正確に言うとその女子の旦那さんが超リッチ、なのだが、なんか海底を掘る潜水艇のなんかする特殊な技術をもっている会社を経営しているらしい。彼女自身は、心理学者なんだそう。それもすげーけど。
Zoe 37歳、旦那さん61歳、という歳の差カップル。
Zoeに出会ったのは島の小さな港で(港なんだか、ただのビーチなんだか、というようなちいさな港)。
ボートでしか行けないとあるビーチがあって、そこにいくためのそのボートをうろうろ探していたら、猛烈なハイテンションで、「あなた、なにしてるの、こんなキレイなとこ、一人でいるのは良くないわ!(悪かったわね)アタシの船に乗りなさい!いいから、ちょっとだけでもいいから!」とおもむろにご夫妻の華麗なるクルーザーに乗せてくれたのである(なかば拉致)。
彼女の、それはそれは美しいクルーザーに乗ると、Zoeの友達、ということらしい、スウェーデンの家族がお先に乗っていらしった。
しかも、おとん+おかん+子供5人という大家族。
そして一番下のチビは、生後7ヶ月!
けっきょくその日は丸一日、豪華なクルーザーで、身分不相応さにソワソワしながらも、Zoe夫妻と、スウェーデンの大家族と、あちこちの美しい海で泳いで過ごしたのであった。
潜りのプロ、旦那さん。
スウェーデンのティーン達に、潜りの極意をレクチャー。
アンソニーホプキンスそっくりやで!
Zoeのクルーザー。
夏中この船で過ごすらしい。すげーなー、ギリシャの金持ち!
ちなみにこれはZoeのクルーザーのキャプテン。
ナイスヘアーじゃないですか!踊り出したくなります。(いやうそです)
世界中で貨物船の乗組員を長くやっていたそうな。
世界の中のどこの海が一番きれいなのか、と聞いたら、きっぱり、エーゲ海と、紅海、とのこと。
なるほどーーーそうなのかーーー、紅海、いかねば!!!
皆様、確かに、エーゲ海は、一生にいっぺんは泳いどいていい価値はあると思いますので、ぜひお試しください。まさに、限りなく透明に近いブルーです。すごいです。
トルコででも。ギリシャででも、どっちでもOKっす。
さて後日のことだけど、散歩の途中にたまたまみつけた、日没が美しい崖っぷちのバーに、ふらっと立ち寄ってみたら、なんとそこにZoeがいて、しかもその日そのバーはZoeの夫一族が集結してパーティ、というような状況になっていて、偶然の出会いにまたびっくり!さすがに私は、いいよいいよまたくるから、と帰ろうとするも、またしても Zoe に拉致られ、いちいち彼女の親族に紹介されて(「アタシの東京の友達なの!一人で旅してるのよ!」だって。ほんと調子いいなあ。)、非常に弱り果てました。
しかし、華麗なるギリシャの富豪一族と、若い嫁(まぁそうも若くはないかもしれないが)。確かにZoeにとっては、しんどいパーティなんだろう。(旦那さんの前の嫁とか、その子供とか、前の前の嫁とか、その子供とか、前の嫁はんのおかんとか、前の嫁の子供のボーイフレンド、とかそいうのがもううじゃうじゃいてはってですね。)「お願いだから、一緒にいて。」と人畜無害な旅ガラスの私を気休めにそばに置いておきたい気持ちはよくよく伝わったので、私の好奇心も手伝って、パーティ&パーティ後の場所を移してのディナーまで、観念してきっちりつきあった私であった。
やいのやいの。
しかしZoe大丈夫かな、今、一人で。
とっても楽しい時間を過ごさせてもらったけど、心配だなあ。
あなたのことは、忘れません、Zoe。
さてその他いろいろ。
島のレストランで食べられる手打ちパスタ。チーズがこってりかかっている。肉と一緒に食す。
っていうかパスタって言うかこれうどんじゃん!!!
麺だけで、売ってください!生醤油かけてたべますんで、ってかんじ。
ものすごいこっち見てきますねん。山羊とか牛とか。
アイスクリーム食べますねん。予想はついていたが、、甘過ぎるんですよ!
その他、いろいろ。フォレガンドロス、ほんとうに、美しい島であった。
テッサロニキで出会った韓国人女子 Jiyoung といっしょだったのだけど、話題豊富でおしゃべりしていていっこうに飽きないあっぱれ女子であった。サントリーニの風光明媚さよりも彼女の挙動言動のほうがおもしろい、という感じで、あんまりサントリーニのことは印象に残らなかった(笑)
彼女も世界中旅してまわっているとのことであったけど、また会えるといいな。
今どこにいるかな、Jiyoung。
サントリーにでのお気に入りの一枚はコレ。
サントリーニの後、Jiyoungと別れて一人で向かったフォレガンドロス島は、一つ前の記事の写真のとおり大絶景の素晴らしい島だった。
小さくて静かな島だけど、どこまでも透き通った青と緑のグラデーションにいちいちため息が出てしまうような美しいビーチがいくつもあって、長居してても飽きないと思います。
あまり知られていない島で、観光客も少なく、ひっそりしているので、静かな島が好みの方、「とっておき感」がお好きな方、には絶賛オススメしたい島。
こんなぐあいで!
日本語の情報は、書籍もネットにも皆無に等しいですので、写真を見て行きたくなった人はぜひ連絡くださいねー!くどいほどに、詳細情報、ご提供申し上げます。
フォレガンドロスは小さい島だったけど思い出はたくさんできた。
まず、レンタカーしてみたこと。
いっぺんでいいからよその国で運転してみたいものだ、と思っていたのだけど、それが人口660人の車よりもロバのほうが多いんじゃないかと疑ってしまうひっそりした島で叶えられてけっこうなことでございました。
とにかく「右を走る」こと「ロバにぶつからないようにする」こと、を考えて一生懸命運転しました。
そして、この長い旅路、いっぺんはヒッチハイクなるものにどこぞで挑戦してみたいな、なぞとも思っていたのだが、借りた車を走らせてほどなくして、なんと、逆にヒッチハイクされた!しかも2回も!
まさか先に自分がヒッチハイクされる側になるとは思いもよらなんだよ。
最初に乗せてあげたのは畑帰りのおばあさんだったのだけど「ヒッチハイクされた記念」におばあさんの写真をとっとけば良かったなぁ、なんて悔やんでいたのだが、悔やむこと無かれ、後で気づいた、お礼にといって残していった採れたての畑のトマトがまさにそのおばあさんソックリだった(笑)
これ、この右から2つめのやつ。
もう一つ、ビッグな思い出は、島で超リッチなギリシャ人女子 Zoe と知り合ったこと。正確に言うとその女子の旦那さんが超リッチ、なのだが、なんか海底を掘る潜水艇のなんかする特殊な技術をもっている会社を経営しているらしい。彼女自身は、心理学者なんだそう。それもすげーけど。
Zoe 37歳、旦那さん61歳、という歳の差カップル。
Zoeに出会ったのは島の小さな港で(港なんだか、ただのビーチなんだか、というようなちいさな港)。
ボートでしか行けないとあるビーチがあって、そこにいくためのそのボートをうろうろ探していたら、猛烈なハイテンションで、「あなた、なにしてるの、こんなキレイなとこ、一人でいるのは良くないわ!(悪かったわね)アタシの船に乗りなさい!いいから、ちょっとだけでもいいから!」とおもむろにご夫妻の華麗なるクルーザーに乗せてくれたのである(なかば拉致)。
彼女の、それはそれは美しいクルーザーに乗ると、Zoeの友達、ということらしい、スウェーデンの家族がお先に乗っていらしった。
しかも、おとん+おかん+子供5人という大家族。
そして一番下のチビは、生後7ヶ月!
けっきょくその日は丸一日、豪華なクルーザーで、身分不相応さにソワソワしながらも、Zoe夫妻と、スウェーデンの大家族と、あちこちの美しい海で泳いで過ごしたのであった。
潜りのプロ、旦那さん。
スウェーデンのティーン達に、潜りの極意をレクチャー。
アンソニーホプキンスそっくりやで!
Zoeのクルーザー。
夏中この船で過ごすらしい。すげーなー、ギリシャの金持ち!
ちなみにこれはZoeのクルーザーのキャプテン。
ナイスヘアーじゃないですか!踊り出したくなります。(いやうそです)
世界中で貨物船の乗組員を長くやっていたそうな。
世界の中のどこの海が一番きれいなのか、と聞いたら、きっぱり、エーゲ海と、紅海、とのこと。
なるほどーーーそうなのかーーー、紅海、いかねば!!!
皆様、確かに、エーゲ海は、一生にいっぺんは泳いどいていい価値はあると思いますので、ぜひお試しください。まさに、限りなく透明に近いブルーです。すごいです。
トルコででも。ギリシャででも、どっちでもOKっす。
さて後日のことだけど、散歩の途中にたまたまみつけた、日没が美しい崖っぷちのバーに、ふらっと立ち寄ってみたら、なんとそこにZoeがいて、しかもその日そのバーはZoeの夫一族が集結してパーティ、というような状況になっていて、偶然の出会いにまたびっくり!さすがに私は、いいよいいよまたくるから、と帰ろうとするも、またしても Zoe に拉致られ、いちいち彼女の親族に紹介されて(「アタシの東京の友達なの!一人で旅してるのよ!」だって。ほんと調子いいなあ。)、非常に弱り果てました。
しかし、華麗なるギリシャの富豪一族と、若い嫁(まぁそうも若くはないかもしれないが)。確かにZoeにとっては、しんどいパーティなんだろう。(旦那さんの前の嫁とか、その子供とか、前の前の嫁とか、その子供とか、前の嫁はんのおかんとか、前の嫁の子供のボーイフレンド、とかそいうのがもううじゃうじゃいてはってですね。)「お願いだから、一緒にいて。」と人畜無害な旅ガラスの私を気休めにそばに置いておきたい気持ちはよくよく伝わったので、私の好奇心も手伝って、パーティ&パーティ後の場所を移してのディナーまで、観念してきっちりつきあった私であった。
やいのやいの。
しかしZoe大丈夫かな、今、一人で。
とっても楽しい時間を過ごさせてもらったけど、心配だなあ。
あなたのことは、忘れません、Zoe。
さてその他いろいろ。
島のレストランで食べられる手打ちパスタ。チーズがこってりかかっている。肉と一緒に食す。
っていうかパスタって言うかこれうどんじゃん!!!
麺だけで、売ってください!生醤油かけてたべますんで、ってかんじ。
ものすごいこっち見てきますねん。山羊とか牛とか。
アイスクリーム食べますねん。予想はついていたが、、甘過ぎるんですよ!
その他、いろいろ。フォレガンドロス、ほんとうに、美しい島であった。
2010年6月23日水曜日
2010年6月22日火曜日
ΣΩγΘΔπ
トルコには結局1ヶ月滞在して、そのあとブルガリア、さらにぐいぐい移動して今ギリシャにいます。
この道程は、アジアの気配がどんどん薄れていくグラデーションを感じることが出来て、なかなかに生々しい。
トルコについて、とくにイスタンブールについては、長々居座っていたせいかいろいろ思い出があるので、また改めてゆっくり書くことにします。
でも第一印象は実はあまりよくなかったのだけど、気がついたらすっかり好きになっていた。尊敬すべき偉大な国なのだ。トルコ。。。
ブルガリアの首都ソフィアは一国の首都とは思えないほど小さくて静かな街だった。
国の人口750万人だそうだ。たしかイスタンブールの人口が1000万人とかいってた。
ソフィアの街中のマンホールの蓋。なんだろこれ。
ギリシャの首都アテネはビッグシティだけど、同じビッグシティなイスタンブールに比べるとなんだか雰囲気が悪い。ご時世的なものなのかしら。イスタンブールのほうが陽気で清潔で健康的な感じ。
テッサロニキの宿のネコ。
さてギリシャ語の文字はギリシア文字である。
Σ、Ω、γ、Θ、Δ、π、、、
街中が数式のようで少々頭が痛い。
これからしばらくギリシャなのでちとは読めるようになるようにがんばろう。。。
じゃまた。
この道程は、アジアの気配がどんどん薄れていくグラデーションを感じることが出来て、なかなかに生々しい。
トルコについて、とくにイスタンブールについては、長々居座っていたせいかいろいろ思い出があるので、また改めてゆっくり書くことにします。
でも第一印象は実はあまりよくなかったのだけど、気がついたらすっかり好きになっていた。尊敬すべき偉大な国なのだ。トルコ。。。
ブルガリアの首都ソフィアは一国の首都とは思えないほど小さくて静かな街だった。
国の人口750万人だそうだ。たしかイスタンブールの人口が1000万人とかいってた。
ソフィアの街中のマンホールの蓋。なんだろこれ。
ギリシャの首都アテネはビッグシティだけど、同じビッグシティなイスタンブールに比べるとなんだか雰囲気が悪い。ご時世的なものなのかしら。イスタンブールのほうが陽気で清潔で健康的な感じ。
テッサロニキの宿のネコ。
さてギリシャ語の文字はギリシア文字である。
Σ、Ω、γ、Θ、Δ、π、、、
街中が数式のようで少々頭が痛い。
これからしばらくギリシャなのでちとは読めるようになるようにがんばろう。。。
じゃまた。
2010年6月20日日曜日
2010年6月18日金曜日
2010年6月16日水曜日
2010年6月12日土曜日
2010年6月10日木曜日
2010年6月8日火曜日
アルヴォ・ペルト、アヤ・イリニ、アダムズ・ラメント
トルコにやってきて間もない頃、ある日何気なく手にした何かのブローシャーで、イスタンブール音楽祭なるものが6月に開かれていることを知り、しかもその目玉企画に、アルヴォ・ペルト(Arvo Pärt)のオーケストラ合唱付き作品、世界初演、というのがあって、それはもう是非にも行かねば、とトルコ滞在中ずーーーーーっと楽しみにしていたコンサートに昨日いってきた。
アルヴォ・ペルトについてはこちらをご参考に!
ECM New SeriesのビュゥーーーーーティフぉなCDもチェックですぞ!
実を言ってこのコンサートにゆくためだけにトルコに長居していたと言ってもいいほどであります。おかげでトルコのいろんな街にゆくことができて楽しかったけど。
しかも会場が、トプカピ宮殿内の、アヤイリニ教会というビザンチンの6世紀頃のごっつい建築の教会で、普段は一般公開していない教会なのだ。
アヤイリニはこんなかんじ。
裏もさびれててえーかんじ!
あ、我が輩。(コンサートとはなんの関係もありません。)
中はこんな感じ。
なにがすごいって、なんとこのコンサートに、エストニアの大統領と、トルコの大統領の両方がやってきて、アルヴォに盛大な賛辞を送るというところからコンサートは始まったのだ。上の写真、壇上の、左から2番目がアルヴォ、3番目がトルコの大統領、4番目がエストニアの大統領。
アルヴォはエストニア人です。
この企画は、「European Capital of Culture」という文化事業の一環で、ソレは何かというと、ヨーロッパ各国で毎年持ち回りで、1年間集中的に各種文化行事を開催する、という一大事業なんだそう。
で、今年2010年はトルコの年で、1年間トルコ中でなんやかんややっている。で、来年2011年はエストニアの年で、それで今回、トルコとエストニアのかけはしとして、イスタンブールでのアルヴォのコンサート、というわけなのである。そんなわけで両国の大統領が揃いもそろってやってきてた、というわけのようです。
ずーっと、この事業がヨーロッパ各国もちまわり、という事実を知らなくて、てっきりトルコ単独でやっていることかと思っていたので、街中に溢れる、「Istanbul2010 European Capital of Culture」のロゴをみかけるたびに、何を今さらヨーロッパヨーロッパとそんなにいいつのるのかしら、そんなにEUに入りたいかよ、と不思議に思っていたけど、実は、各国もちまわり、ということを知ったのは、今朝のことなのだ。というのは、たまたま滞在中のdormitoryで同室の女子がエストニアの女子(ちなみに超~~~かわいい)で、当然彼女はアルヴォのことを知っていて、それでこのコンサートの話をしている中で教えてくれたのだ。
たまたまそんなマイナーな国(失敬!)の女子と同室になるってのも、たまたますぎてすげーなー、とエストニアに興味を持たないわけにはいかなかった。
そしていよいよコンサートですが、もうそれはそれは、長々とトルコに居座って待ち続けていた期待を決して裏切らない、素っっっ晴らしい音楽で、コーラスの響きも、ヴァイオリンの響きも、静寂に比肩するかもしれない信じられない美しさで、しかも外は雨だったのだけど、教会のドームに漏れ響く雨の音がコーラスの静けさをいっそう深いものにして、この世にバッハ以外にこんな美しい音楽が存在しうることを知ってしまって、有り難くも深い幸福感を感じて、じーーーんT-T、となってしまった私でありました。
ちなみにその初演、という音楽は、「Adam's Lament」というタイトル。アダムの嘆き?エデンを追放されて人間の祖になっちゃったアダムがえんえんぶつぶつ言う、みたいな内容のようでした。たぶん、エストニアやトルコの立場を投影して、Orient vs Occident、とか、人間ってほんとてんやわんやだよね、というような現世的な意味深い投げ掛けだったんだと思いますが解説の英語が難しすぎてよくわかりませんでした。はいすいません。
ぬぬ、また長々まとまらないものを書いてしまった。
帰り。教会をでたとこ。雨に濡れたスルタンの門が美しいぞ!ローマのようだ。
トルコの旅のフィナーレを飾る素晴らしいコンサートでした。
おしまい。
明日はいよいよトルコとお別れ、次はブルガリアです!
アルヴォ・ペルトについてはこちらをご参考に!
ECM New SeriesのビュゥーーーーーティフぉなCDもチェックですぞ!
実を言ってこのコンサートにゆくためだけにトルコに長居していたと言ってもいいほどであります。おかげでトルコのいろんな街にゆくことができて楽しかったけど。
しかも会場が、トプカピ宮殿内の、アヤイリニ教会というビザンチンの6世紀頃のごっつい建築の教会で、普段は一般公開していない教会なのだ。
アヤイリニはこんなかんじ。
裏もさびれててえーかんじ!
あ、我が輩。(コンサートとはなんの関係もありません。)
中はこんな感じ。
なにがすごいって、なんとこのコンサートに、エストニアの大統領と、トルコの大統領の両方がやってきて、アルヴォに盛大な賛辞を送るというところからコンサートは始まったのだ。上の写真、壇上の、左から2番目がアルヴォ、3番目がトルコの大統領、4番目がエストニアの大統領。
アルヴォはエストニア人です。
この企画は、「European Capital of Culture」という文化事業の一環で、ソレは何かというと、ヨーロッパ各国で毎年持ち回りで、1年間集中的に各種文化行事を開催する、という一大事業なんだそう。
で、今年2010年はトルコの年で、1年間トルコ中でなんやかんややっている。で、来年2011年はエストニアの年で、それで今回、トルコとエストニアのかけはしとして、イスタンブールでのアルヴォのコンサート、というわけなのである。そんなわけで両国の大統領が揃いもそろってやってきてた、というわけのようです。
ずーっと、この事業がヨーロッパ各国もちまわり、という事実を知らなくて、てっきりトルコ単独でやっていることかと思っていたので、街中に溢れる、「Istanbul2010 European Capital of Culture」のロゴをみかけるたびに、何を今さらヨーロッパヨーロッパとそんなにいいつのるのかしら、そんなにEUに入りたいかよ、と不思議に思っていたけど、実は、各国もちまわり、ということを知ったのは、今朝のことなのだ。というのは、たまたま滞在中のdormitoryで同室の女子がエストニアの女子(ちなみに超~~~かわいい)で、当然彼女はアルヴォのことを知っていて、それでこのコンサートの話をしている中で教えてくれたのだ。
たまたまそんなマイナーな国(失敬!)の女子と同室になるってのも、たまたますぎてすげーなー、とエストニアに興味を持たないわけにはいかなかった。
そしていよいよコンサートですが、もうそれはそれは、長々とトルコに居座って待ち続けていた期待を決して裏切らない、素っっっ晴らしい音楽で、コーラスの響きも、ヴァイオリンの響きも、静寂に比肩するかもしれない信じられない美しさで、しかも外は雨だったのだけど、教会のドームに漏れ響く雨の音がコーラスの静けさをいっそう深いものにして、この世にバッハ以外にこんな美しい音楽が存在しうることを知ってしまって、有り難くも深い幸福感を感じて、じーーーんT-T、となってしまった私でありました。
ちなみにその初演、という音楽は、「Adam's Lament」というタイトル。アダムの嘆き?エデンを追放されて人間の祖になっちゃったアダムがえんえんぶつぶつ言う、みたいな内容のようでした。たぶん、エストニアやトルコの立場を投影して、Orient vs Occident、とか、人間ってほんとてんやわんやだよね、というような現世的な意味深い投げ掛けだったんだと思いますが解説の英語が難しすぎてよくわかりませんでした。はいすいません。
ぬぬ、また長々まとまらないものを書いてしまった。
帰り。教会をでたとこ。雨に濡れたスルタンの門が美しいぞ!ローマのようだ。
トルコの旅のフィナーレを飾る素晴らしいコンサートでした。
おしまい。
明日はいよいよトルコとお別れ、次はブルガリアです!
2010年6月7日月曜日
2010年6月6日日曜日
エーゲ海で泳ぐ
トルコのエーゲ海は、こないだ泳いだタイのピピ島とはまた全く異なる海の色で、おなじ透明は透明でも人気(魚気?)のない透明っていうか、そこに海しかない分とっても青い青い透明。
少し午後を過ぎていくとそこに太陽の金色がじわじわしのびこびはじめて、それでその青い透明がさらにどんどん濃くなる。
水温はつめたくて静かだから、深みに吸い込まれそうになるけれど、ちっともそれが怖くない。
ピピ島の深みは、あまりに生命力に溢れていてというかその先に大々的に展開する魑魅魍魎に妄想が及びすぎてとっても怖かったんだけど。
カシュ、という街でした。
波の高いビーチはミルキーブルーに。
オレンジのガラスに弱いアタシ。ビクトルエリセみたいだもんー。「AY PANSIYON」といういつも機嫌の良いお父さんお母さんが営んでいる宿。シービューツインで30TL(1800円)。安い!屋上に気持ちの良いテラス&キッチン有り!
水中に沈む古代リキヤの遺跡。(BC4、5世紀?)
この辺は沈んでる遺跡保護のため泳ぐの禁止。
たいした遺跡じゃないところは泳いでOK。つーかもーそこいらじゅう全部遺跡、みたいな一帯ではあるんだが。
かわゆいビキニ。
ぷかぷか。
太陽とエーゲ海とオレンジの爪。
シリーズ「撮る人」。
泳ぐのに飽きると泥あそび。
泥に飽きると谷へ。その名も「隠された谷(サクルケント)」。この場所を起点に、峡谷のもっと奥にざぶざぶ突き進んでいくのだけど、細く狭く切り立つ谷はそれはそれは神秘的で美しい光景であった。しかし沢登りっていうか軽いキャニオニングというか、まじで腰までつかりながら(しかも猛烈に冷たい!)ざぶざぶと川の中を突き進んでいく場所なので、ここから先カメラ不携帯でした。インディジョーンズばりに神秘的な峡谷をお見せできなくて残念。
峡谷に飽きたら遺跡。
なんか城。
トルコはどこにっても大きな国旗がはためいている。そういえばこの赤、三日月、星は何を意味しているのかしらん。
イスタンブールもそうだったけど、ここも夕景が抜群に美しい。
そんなかんななカシュでした。
少し午後を過ぎていくとそこに太陽の金色がじわじわしのびこびはじめて、それでその青い透明がさらにどんどん濃くなる。
水温はつめたくて静かだから、深みに吸い込まれそうになるけれど、ちっともそれが怖くない。
ピピ島の深みは、あまりに生命力に溢れていてというかその先に大々的に展開する魑魅魍魎に妄想が及びすぎてとっても怖かったんだけど。
カシュ、という街でした。
波の高いビーチはミルキーブルーに。
オレンジのガラスに弱いアタシ。ビクトルエリセみたいだもんー。「AY PANSIYON」といういつも機嫌の良いお父さんお母さんが営んでいる宿。シービューツインで30TL(1800円)。安い!屋上に気持ちの良いテラス&キッチン有り!
水中に沈む古代リキヤの遺跡。(BC4、5世紀?)
この辺は沈んでる遺跡保護のため泳ぐの禁止。
たいした遺跡じゃないところは泳いでOK。つーかもーそこいらじゅう全部遺跡、みたいな一帯ではあるんだが。
かわゆいビキニ。
ぷかぷか。
太陽とエーゲ海とオレンジの爪。
シリーズ「撮る人」。
泳ぐのに飽きると泥あそび。
泥に飽きると谷へ。その名も「隠された谷(サクルケント)」。この場所を起点に、峡谷のもっと奥にざぶざぶ突き進んでいくのだけど、細く狭く切り立つ谷はそれはそれは神秘的で美しい光景であった。しかし沢登りっていうか軽いキャニオニングというか、まじで腰までつかりながら(しかも猛烈に冷たい!)ざぶざぶと川の中を突き進んでいく場所なので、ここから先カメラ不携帯でした。インディジョーンズばりに神秘的な峡谷をお見せできなくて残念。
峡谷に飽きたら遺跡。
なんか城。
トルコはどこにっても大きな国旗がはためいている。そういえばこの赤、三日月、星は何を意味しているのかしらん。
イスタンブールもそうだったけど、ここも夕景が抜群に美しい。
そんなかんななカシュでした。
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