地球上の他のどこの空や海もそうであるように、ここの空の青も、海の青も、ここにしかない特別な青をしている。
あ、Come together!
南アつーところは恐ろしいところだ。
街を歩いている人の4人に一人がエイズ感染者で、街を歩いている男性の3人に一人がレイプ加害者(街を歩いている女性の4人に一人がレイプ被害者)。
街中や道路は一見先進国となんらかわらない雰囲気だが少しの先に目をやるととんでもないスラム街がどどーんと広がっている。
ヨーロッパの帝国主義がもっともひどい結果をもたらしていてそれを永遠とも思えるほどにひきずっているのはなんといってもアフリカな気がする。そんで、一見絶望的には見えないのがまたこの大陸の絶望っぷりの深さなような気がする。アジアや中東と違って骨の髄まで完全にスポイルされている感じで空恐ろしい。そしてそのことに黒人も白人もそれに無自覚な感じ。
今回のアフリカはほんの序章、様子見にきただけっつーか台湾式卵そば食べるためにシンディーに合いにきたの。
またすぐ戻る予定。
2010年12月24日金曜日
2010年12月21日火曜日
何にもないオマーン
いまナミビアつー南アフリカの上のとこの国にいるんですけど、車で走ってるとダチョウとか走り回っててびびるんですけど、えと、それはおいといてちょっと戻ってオマーンの写真。
オマーンはどこにいっても、静かで、何もなくて、気さくなアラブのおっさんたちが街中でだらだらしていて、気候も穏やかで、、、酒が飲めないということ以外さいこーに素晴らしい国であった。そのオマーンレンタカーで1週間ドライブ。つーか全然1週間じゃたりなくて1ヶ月でも2ヶ月でももっといたかった。。。
まずは、ハッサブ。イラン側に向けてちょいっと突き出たムサンダム半島のさきんちょ。ここはオマーンの飛び地領になっていて、陸路だとUAEからしか入れない。
ごっつい四駆を借りて勇んで出かけた割には、彼の地に入る手前でいきなり砂地にスタックして身動きがとれなくなる情けない始末であったが、通りがかりの、見たところなんだかやたら金持ってそうなビッグファミリーのオマーン人(UAE人かも)たちに、世にも鮮やかな手際でもってみるみるうちに救出された我らであった。インシャーアッラー!
こんなフィヨルドがあるところ。
鏡のような海で、、
泳ぐ。
港に戻ったらサメとってました。いたのかよ!こえーっつうの!
その後本格的にオマーン本土をせめます。どこぞの山々。
どこぞのワディ(渓谷)。
またどこぞのワディでたわむれるムスリマ女子達。
マシラ島、というところに向かうことにしたのですが、そのマシラ島に渡る本土側の港の手前にある塩田。
港で水揚げしている魚に群がるカモメ。
そしてついにマシラ島。
オマーン帽をかぶったおっさんたちが何するでもなく毎日そのへんでのぼーっとしているマシラの日々。
マシラ島の山々。
マシラ島の海。水辺に鳥。
鳥を脅かしてひまつぶし。
白い砂。
ダマスカスでひろった金ちゃん。42のくせに口癖は「だりー」。
海、砂漠、ラクダ。
そのへんの小高い山を登ってみたり。
島終了してまた南をめざす。途中で見つけたワディ。
途中で出くわしたラクダ。
「あ、なんか人間きた」
「何、何、なにくれんの、レタス?何ソレ!?」
「うん、まぁ、撮っていいよ」
途中で見つけた原油精製所。
砂漠で休む。
サラーラ。誰にも教えたくない街。でも教えちゃう。汚く開発されませんように。
すげーいい波なんですけど。
すげーいい崖なんですけど。
あきちゃん、きんちゃん、TOYOTAのFortuner。
えと、教訓としては、オマーンはとても治安がよくて人も親切で超いいところなんですけど、とにかく車が砂にスタックしたら、とにかく自分でなんとかしようとしないで、ローカルピープルの通りがかりを待つとよいでしょう。
オマーンほんといいとこ。
海、砂漠、静かな空気。
オマーンはどこにいっても、静かで、何もなくて、気さくなアラブのおっさんたちが街中でだらだらしていて、気候も穏やかで、、、酒が飲めないということ以外さいこーに素晴らしい国であった。そのオマーンレンタカーで1週間ドライブ。つーか全然1週間じゃたりなくて1ヶ月でも2ヶ月でももっといたかった。。。
まずは、ハッサブ。イラン側に向けてちょいっと突き出たムサンダム半島のさきんちょ。ここはオマーンの飛び地領になっていて、陸路だとUAEからしか入れない。
ごっつい四駆を借りて勇んで出かけた割には、彼の地に入る手前でいきなり砂地にスタックして身動きがとれなくなる情けない始末であったが、通りがかりの、見たところなんだかやたら金持ってそうなビッグファミリーのオマーン人(UAE人かも)たちに、世にも鮮やかな手際でもってみるみるうちに救出された我らであった。インシャーアッラー!
こんなフィヨルドがあるところ。
鏡のような海で、、
泳ぐ。
港に戻ったらサメとってました。いたのかよ!こえーっつうの!
その後本格的にオマーン本土をせめます。どこぞの山々。
どこぞのワディ(渓谷)。
またどこぞのワディでたわむれるムスリマ女子達。
マシラ島、というところに向かうことにしたのですが、そのマシラ島に渡る本土側の港の手前にある塩田。
港で水揚げしている魚に群がるカモメ。
そしてついにマシラ島。
オマーン帽をかぶったおっさんたちが何するでもなく毎日そのへんでのぼーっとしているマシラの日々。
マシラ島の山々。
マシラ島の海。水辺に鳥。
鳥を脅かしてひまつぶし。
白い砂。
ダマスカスでひろった金ちゃん。42のくせに口癖は「だりー」。
海、砂漠、ラクダ。
そのへんの小高い山を登ってみたり。
島終了してまた南をめざす。途中で見つけたワディ。
途中で出くわしたラクダ。
「あ、なんか人間きた」
「何、何、なにくれんの、レタス?何ソレ!?」
「うん、まぁ、撮っていいよ」
途中で見つけた原油精製所。
砂漠で休む。
サラーラ。誰にも教えたくない街。でも教えちゃう。汚く開発されませんように。
すげーいい波なんですけど。
すげーいい崖なんですけど。
あきちゃん、きんちゃん、TOYOTAのFortuner。
えと、教訓としては、オマーンはとても治安がよくて人も親切で超いいところなんですけど、とにかく車が砂にスタックしたら、とにかく自分でなんとかしようとしないで、ローカルピープルの通りがかりを待つとよいでしょう。
オマーンほんといいとこ。
海、砂漠、静かな空気。
2010年12月16日木曜日
2010年12月13日月曜日
2010年12月9日木曜日
2010年11月30日火曜日
これもまた中東
予想はしていたが予想以上にドバイには衝撃を受けてしまった。
もし東京から直行でドバイに行っていたら、それほどの衝撃はなかったはずだと思うけど、1ヶ月、エジプト、ヨルダン、シリアを徘徊して、しかも直前は4,000年の歴史を持つダマスカスにいた私としては、たった10年でこんなことになっちゃった街とのギャップが激しすぎて、もーほんと、毎日なんか見る度に目ん玉むき出しすぎてコンタクトがずれまくって大変でした。
とってつけたようなビカビカな街が、砂漠のまんなかに、ぬわわぁっ、と立ち現れ、悪趣味な超高層ビル群の間をぶっとい幹線道路が悠々と通り抜ける。海には奇っ怪な埋め立て地と奇っ怪なホテル群。煌びやかな高級ファッションやら高級家電ショップやらがこぞって軒を連ねるショッピングモールたち。
毎日毎日むき出しの金銭欲、権力欲をいやっちゅうほどみせつけられる非常に有意義な毎日を過ごしています。
人間って、愚かだなあ!まったく!
右のにょきーってなってるやつが世界最大の高層ビル、バージュハリファ。
何度もすみません。何回みてもすごいので。近くで見るとこうです。
160階建て(!)828m(!)。
展望台から見るとこうです。
そしてなんかウソみたいな埋め立て地、The Palm。
ヤシのふさふさのところは、全戸プライベートビーチ付きの戸建て高級住宅街です。
大きな地図で見る
ドバイで世話になりまくっているあきちゃん夫婦に、車で2時間弱のアブダビにも連れて行ってもらう。最近できあがったばかりのビカビカのグランドモスク。でかっ。白っ。
青い空、真っ白いモスク。いや、正直、なかなかに美しいのである。
こちらがモスク内。世界最大のシャンデリア(笑)と、世界最大の一枚絨毯(笑)、だそうです。
こちらあきちゃん夫婦。うむ、日本人にしてはなかなの着こなしではありますが、、、(つーかモスクのレンタルです、すいません)
しかしほんものにはかなわぬでしょう。ショッピングモールの高級チョコレートショップでお買い物を楽しむリアルアラブ夫婦。ちなみに奥にちらっと見えているマダムが普段のあきちゃんです(笑)
女性のイスラム衣装、チャドルは、一見みんな同じようだがよく観察していると人によっておしゃれかそうでないかがだんだんわかってくる。特に他の中東諸国にくらべればUAE女子達の着こなしったら断然エレガントである。ちょっとしたシルエットのちがい、素材の違い、黒の深さ、袖や襟の装飾、サングラスやバッグなどで競って差をつけるのだ。
帰りは砂漠地帯のラクダ放牧地帯を通って帰りました。
おうちに帰って行くラクダたち。
リアル会話でもつい「ぱねー」を連発しちゃうドバイの日々ですが、ところでぱねーッてどういう意味?とあきちゃんに真顔でたずねられたよ。
(発音の仕方まで問うてくる念の入れよう。)
この国もまた、まぎれもなく中東の一面であるからして、せっかく中東あたりを旅されているバックパッカーの諸兄諸姉におかれましては物価が高いだのバカバカしいだのと敬遠せずに是非ともこの国を訪れていただくことを願ってやみません。
嗚呼、己の愚かさを知るのに人一人の人生は短すぎる。
そして世界は無意味だなあ、感無量。
もし東京から直行でドバイに行っていたら、それほどの衝撃はなかったはずだと思うけど、1ヶ月、エジプト、ヨルダン、シリアを徘徊して、しかも直前は4,000年の歴史を持つダマスカスにいた私としては、たった10年でこんなことになっちゃった街とのギャップが激しすぎて、もーほんと、毎日なんか見る度に目ん玉むき出しすぎてコンタクトがずれまくって大変でした。
とってつけたようなビカビカな街が、砂漠のまんなかに、ぬわわぁっ、と立ち現れ、悪趣味な超高層ビル群の間をぶっとい幹線道路が悠々と通り抜ける。海には奇っ怪な埋め立て地と奇っ怪なホテル群。煌びやかな高級ファッションやら高級家電ショップやらがこぞって軒を連ねるショッピングモールたち。
毎日毎日むき出しの金銭欲、権力欲をいやっちゅうほどみせつけられる非常に有意義な毎日を過ごしています。
人間って、愚かだなあ!まったく!
右のにょきーってなってるやつが世界最大の高層ビル、バージュハリファ。
何度もすみません。何回みてもすごいので。近くで見るとこうです。
160階建て(!)828m(!)。
展望台から見るとこうです。
そしてなんかウソみたいな埋め立て地、The Palm。
ヤシのふさふさのところは、全戸プライベートビーチ付きの戸建て高級住宅街です。
大きな地図で見る
ドバイで世話になりまくっているあきちゃん夫婦に、車で2時間弱のアブダビにも連れて行ってもらう。最近できあがったばかりのビカビカのグランドモスク。でかっ。白っ。
青い空、真っ白いモスク。いや、正直、なかなかに美しいのである。
こちらがモスク内。世界最大のシャンデリア(笑)と、世界最大の一枚絨毯(笑)、だそうです。
こちらあきちゃん夫婦。うむ、日本人にしてはなかなの着こなしではありますが、、、(つーかモスクのレンタルです、すいません)
しかしほんものにはかなわぬでしょう。ショッピングモールの高級チョコレートショップでお買い物を楽しむリアルアラブ夫婦。ちなみに奥にちらっと見えているマダムが普段のあきちゃんです(笑)
女性のイスラム衣装、チャドルは、一見みんな同じようだがよく観察していると人によっておしゃれかそうでないかがだんだんわかってくる。特に他の中東諸国にくらべればUAE女子達の着こなしったら断然エレガントである。ちょっとしたシルエットのちがい、素材の違い、黒の深さ、袖や襟の装飾、サングラスやバッグなどで競って差をつけるのだ。
帰りは砂漠地帯のラクダ放牧地帯を通って帰りました。
おうちに帰って行くラクダたち。
リアル会話でもつい「ぱねー」を連発しちゃうドバイの日々ですが、ところでぱねーッてどういう意味?とあきちゃんに真顔でたずねられたよ。
(発音の仕方まで問うてくる念の入れよう。)
この国もまた、まぎれもなく中東の一面であるからして、せっかく中東あたりを旅されているバックパッカーの諸兄諸姉におかれましては物価が高いだのバカバカしいだのと敬遠せずに是非ともこの国を訪れていただくことを願ってやみません。
嗚呼、己の愚かさを知るのに人一人の人生は短すぎる。
そして世界は無意味だなあ、感無量。
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