2011年3月21日月曜日

ボリビアからブラジル入国&ビザ取得じょーほーとおっそろしく美しいボニートについて。

気が向いたので、たまには旅人のための役に立つことを書くことにします。

南米を旅する日本人旅行者で必ず話題になるのがブラジルのビザ取得。
こいつがなにげにやっかいで、日本でやっても第三国でやっても2週間とか3週間とかやたら時間がかかるし出国のチケットを提示する必用があったりであてどない放浪が身上の長期旅行者にとっては不便きわまりないシロモノなのだ。
ただし、ブラジルに隣接する国での取得はたいてい簡単なんだそうで、ビザの無い人はみんな入国間際でとってるようです。

私はボリビアのプエルトスアレス(Puerto Suárez)、という国境近くの街でとりました。
以下その概要。超カンタンです。



【プエルトスアレスのブラジル領事館でビザ取得】

▼OPEN:月~金 8:00~14:00
▼必要書類:パスポート、クレジットカード、証明写真35×45mm(出国のチケットは不要っす!)
▼所要時間:私の場合、9:00に領事館に行って、当日12:30頃ゲット。(午後に行くと翌日になると思います)
▼場所:うーむ、GoogleMapに詳細地図がないほど小さい田舎町なので、タクシーの運ちゃんに聞くとわかると思う。わからないかも知れないけど。私は、たまたま見つけた湖のそばのPOLICEで聞いたら、パトカーに乗せてくれてわざわざ目の前までつれてってくれた。なのでほんとうにわからなかったらまずPOLICEを探すとよいと思います。ちっちゃい街なので楽勝です。



プエルトスアレス(Puerto Suárez)へはボリビアのサンタクルス(Santa Cruz)から列車で。ただしサンタクルスからだとバスのほうがたくさんあって早いです。(バスの旅に飽きてたので汽車にした)。
プエルトスアレス(Puerto Suárez)の駅でタクシーのおっちゃんをつかまえてプエルトスアレス市中へ(歩いてはいけない距離です)。
その日は日曜だったので領事館はやってないのでとりあえず市中で宿をみつけて一泊。宿は「Casa Real」というところです。
一泊お一人様110ボリ。WiFiアリ。朝ご飯つき。おかみさんが少しだけ英語話せます。典型的な田舎の安宿。特に不満なし。

ブラジルビザを無事取得して、そのままブラジル国境へタクシーで。20分くらいかな?
ボリビアイミグレで出国スタンプを押してもらったら、とことこ歩いてブラジル側のイミグレへ(100mくらい)。ブラジルイミグレで入国スタンプを押してもらったら、万事終了。
イミグレを出たところにキオスクがあって、その前からコルンバ(Corumbá)市内へ向かうバスが出ています。これも20分くらいかな?
バスはコルンバ(Corumbá)市内の近距離バスターミナルに到着します。近距離バスターミナルから長距離バスターミナルへは、無料の送迎バスが出ていますが、うまくつかまえられなかったら、歩けない距離ではない、という感じ。
コルンバから、パンタナール(世界最大級の大湿原)ツアー、そしてボニートに繰り出そー!
こんな川が待ってますぅ。
Muito bonito!
すげくね?シュノーケリングで1時間ほどぷかぷか浮かんでただただ流れましょう。





あと、国境付近にもパンタナールにも猛烈に蚊がいるので気をつけてくださいね(ボニートにはあんまりいません)。
日本に売っているのより、現地で買う虫除けのほうがどぎついのでよく効きます。虫除け成分「DEET」の含有量をチェックです。現地のは恐ろしいほどよく効きますが、それでもやっぱり恐ろしいほどたくさん刺されます。
よく見かけるのは Johnson & Johnsonの「OFF」っつーヤツです。


では、ぼんぼわいやーじゅ!

2011年3月20日日曜日

未知瑠の Pray for Japan

ますます大活躍中の未知瑠から、新作「Pray for Japan/祈りをこめて」です。


私は募金というものにはそのシステムとか構造に常々疑念を抱いているので、寄付なぞというモノをほとんどしたことがない冷たい女なのだが、今回ばかりは赤十字に募金しました。
決算報告もホームページで出ていることだし、いったいどんな組織なのか興味をもついい機会とする、というかそこをちゃんと知らずにただ拒否ってたのはやっぱりよくなかったな。反省。
なくなった方のご冥福と、被災した方に早く穏やかな日々が訪れることと、みんなの善意(募金)が正しく、効果的に使われることを祈ります。

最初の頃は「へー、またか」くらいの反応だった外人たちも、ことの大変さが日に日に明らかになるにつれ、めっきり同情の声をかけてくるようになりましたが、そんな外人達にも「同情するなら金をくれ」と努めて無心していますが、たいていの外国というものは日本よりも貧乏なのでびみょーっちゃあびみょーなんですけども、これからもめげずに無心しようと思います。
しかし私がそんなこと言う前にもうとっくに募金してくれている外人が意外に多くてびっくりなんだけども。

2011年3月18日金曜日

体と心は同時に運べない


ペルー、ボリビア、ブラジルと猛烈に移動してリオデジャネイロまでたどりついたところで放心状態の今日この頃です。
毎日毎日イパネマの波を眺めに行って帰ってくる。それだけ。



わたしにはいまなにもできない。

2011年3月13日日曜日

18500km


私はいま東京から、地球のまうらにあたるブラジル、リオにいます。
あの地震発生当時、こっちは真逆の夜中の2時3時だったんだが、いったん眠りについていた私はなぜか胸騒ぎがして、孤独が恐ろしくて、目を覚まして夫に電話をかけていたのだけどつながらないので(それが大地震のせいとはつゆ知らずいたのだが)、バッグから世界地図を取り出してあまりに遠すぎる距離を確認してさらにしょんぼりしていたのだ。


日本にいるみんなへ。
余震やら原発やらで心配で心配で毎日眠れんけどこっちは元気にやってますのでなんかあったら大急ぎで逃げてよ!!