2010年10月17日日曜日

血、肉、ビール

ウィーンにいます。

ところでヨーロッパ各国にはシェンゲン協定というのがあって、これはヨーロッパ人にとってはパスポートなしで各国を往来できるってゆー素晴らしいとりくみなのだが(EUのほとんどの国が加盟)、ヨーロッパ以外の国から来る旅行者にとっては、世にもまれな恐ろしくひどい規則なのだ。というのも加盟国全体で、たったの90日しかいられないの!
しかし、オーストリアもシェンゲンなのだが、彼の国と日本の間には別の取り決めがあって、われら日本人はシェンゲン協定とは別に6ヶ月間の滞在が可能なんだそうだ。
カウントしてみたところ、私はウィーンにやってくるまでの間に87日使っていた。ギリギリセーフ!

でもオーストリアもシェンゲン加盟国に違いなく、他のシェンゲン国から(私の場合ノルウェーからだが)オーストリアに入った場合は、国境でスタンプ押してもらえないから(日本で国内線の飛行機のるのと同じ感覚です)、ちゃんと90日以内でシェンゲン国を脱出しているんですという証明のしようがないんだよね。大丈夫だろうか。大丈夫だろう。大丈夫であることを祈る。大丈夫だとイイナー。噂によると罰金400ユーロ/日、だそうだ!恐怖。


さてオーストリアは肉の国。上から読んでも下から読んでもにくのくに。

とりあえずなんか超うんめーソーセージ。毎週土曜開催の巨大なフリーマーケットの脇で。
脂~~!!


ウィーンのマイクロブリュワリー、1516 Brewing CompanyのIPA。
直営のパブにて。
うまい!
ほかにもいろいろオーストリアの地ビールを試してみたがここのが一番うまい!


7stern という別のブリュワリーで食べたなんか血の塊。ビールは普通だったがこの血の塊はうまかった。


オーストリア人が大好きらしい、レバーケーゼ。ミートローフようなもん。パンに挟んで食べる。
これもなんかみょーにうまい。上のはスーパーのデリで買ったものだがよその店のも試してみよう。


おしまいになりましたが、ウィーンに来た目的はけっして飲み食いではなく崇高なる音楽を聴くためであるということを申し添えておきます。

今夜はアーノンクールのバッハ、ヨハネ受難曲を楽友協会で!

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