2014年1月24日金曜日

平泳ぎとカビ色のタイルと私




 寒いし雪ふっとるし出かける用事もないので毎日家にこもってばかりいて、デスクに座りっぱなし、しかも一日100歩くらいしか歩かない日もざらにあって、さすがにこれはヤバイだろうと思ってプールに通い始めた。 

少しして、漫然と泳いでいるのも芸がないと思って、まずは平泳ぎから極めようと思いたち、YouTubeでフォームの研究をしてから練習(もはや練習と呼んでいる)に臨んだら、ものすごい集中力で泳ぎこんでしまうはいいが、身体中の関節やら筋肉やらがやたら痛い。
漫然と泳いでいたときには特に何も感じなかったので、やはりあれはただ浮かんでいただけだったんだろう。
Youtubeで平泳ぎレッスン的なものをいくつも見て思うのは、ありゃあ背筋だな。
私ったら背筋なぞまったく持ち合わせていないのだが、北島康介(理想高っ)の映像などみるに、劇的に背筋がうねっている。亡くなってしまったオーエン選手に至っては鯨みたいにヌバガぁ~~っと背中全体が水面にあがってきて華麗にまた深海へダ~~イブッて感じ。
私といえば自分で泳いでてわかるけどぴょこぴょこしてる感じで例えていうなら有明海のムツゴロウ、っていうか?
まいいや、そのうちなんとかなるだろう。

 ところで平泳ぎの話がしたかったワケじゃないんだ。 じゃなんだっていうと、プールの入ってるこのジムの建物のことなワケよ。奥さん。
このビルの、全体的にカビみたいな色遣いのタイルのなんとも薄暗い灰色の雪の町に似合うことよ。 これ夏の青空の下で見るとマズいだろうなあ。。いやマズいよ青空は。
これオスロ大学のジムなのだが、オスロ大学キャンパスの辺境になにげなくぬぼっと現れるのだが、そのなんのドラマもなくぬぼっと現れる、やらしい狙いのなさがまたよいわー。
ジムっぽくない外観なのもいいよなあ。。
しかも、とくに目立つビルではないので、なんか私だけが知ってしまった、みたいな?(いやみな知ってるんだが) 

まいいや、あのさぁ、ひとりで水泳の練習するときってタイムとかターン数とかってどうやって計測すればいいんだろう。

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