2010年5月31日月曜日

気球に乗ろう

カッパドキアというところに行ってみた。
トルコの国土の、ちょうどおへそのあたり、内陸部。
静かで、お天気がよくて、見晴らしがよくて、なだらかな丘に連なる奇岩群と青い空の美しいコントラスト、それを縁取るように色とりどりの野の草花が咲き誇り、「ほあああ」とアホな溜息を発せずにはいられない、浮世離れした美しい村でした。

一足先にカッパドキアに向かった、イスタンブールで知り合った台湾女子から、興奮気味に「カッパドキアで気球乗らんかったらアンタあほやで!」というようなテイストのメールをいただいたので、ぬぬ、それは試さぬ手はない、と思い、カッパドキアで気球に乗ってみました。
それがあまりにもエキサイティングだったので性懲りなくベタベタと写真でご報告いたします。


早朝5時スタート!バルーンむくむく~~っと!
うぉーーーっ、離陸やでー!あ、気球やのに、メルツェーデス!
横に撮ったり。(ぜひクリックして拡大を。)
縦に撮ったり撮影に忙しい。(エスカフローネの空中要塞みたい!)
見上げても怖いが
見下ろしても怖い。(右下にちらっと見えるのが我らがバスケット)
炊いてる間以外は、音も無くそーっと飛ぶんです。気球ったら。
となりの気球も気持ちよさそう。
さいならー。
楽しいことはすぐ終わる。着陸を待ち構える兄ちゃん達。(まさに人の手でわしづかみにして地面に固定するんです)
お役目終了。しぼませられます。
みんなでよってたかってしぼませます。憐れ。
あげくのはてにはこんな姿に。
一部犬寄の方から、君のブログは猫ばっかりじゃないか、と御諫言をいただいておりましたので、たまにはワン公も載せたいと思います。(公平な読者のみなさんはお気づきと思いますが、犬、猫、猿、鳥、羊、イルカ、牛、パンダ、、、と実に百花繚乱な動物絵巻でお届けしておるAbebeブログのつもりです。)
はいこれバルーンのオーナーんとこのバカ息子(後で娘と判明)。
や、ねーちゃん、シャンパン飲も、シャンパン。(朝っぱらから、初フライト(多くの人にとっては)記念にシャンパンが振る舞われる)
一通り客に愛想を振りまいたら、あとは、よその気球には目もくれず地面掘り。ひたすらに地面掘り。ぬーーー。犬として正しいと思います。よろしいんじゃないでしょうか。

ところで翌朝のことですが、心地よく真っ暗なケイブホテルで寝ていたものの、なにか異様な雰囲気を察して表に出てみると、くぉーーーんなにウチの宿から手の届くようなところに気球の群れ。
いやいや、やめてください、それは我らがお宿です、嗚呼。
ほらー、鳩も迷惑そう。
はい、そんな感じでカッパドキア気球レポでした。バーナーで暖まりがちなバスケットの中を、絶妙に寒いトークで適宜冷やす我らがパイロットと、ちんまりしまわれてしまったバルーン。これ350kgだって。
カッパドキアに行ったら、絶対バルーンを体験してくだされ!!!

3 件のコメント:

  1. いや〜!すごい!
    気球が、風船みたいw
    一度は体験したいわ〜〜。。
    写真もきれいだね〜〜〜〜。
    人間なんて、ちっぽけだわww。

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  2. トラブゾンでトラブルぞのAKです。
    カッパドキア面白かったでしょ!!
    私もある程度大きな期待をして行って
    更にそれより良かったので
    「やっべ」という表現に同感です。
    的を射た言葉だったので
    噴き出してしまいました。笑

    写真を見てバルーンに乗らなかったのが今悔まれます。
    とっても馬鹿なことしました・・・

    今はギリシャに居るのですね。
    ギリシャも景色の綺麗な所が多いと思うので
    是非Mythosと共に堪能して下さい☆

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  3. >riccaさん
    いやー、気球めっちゃアドレナリンでますよ。
    どこぞで機会があれば絶対挑戦してください。
    人間なんてちっぽけだけど、こんな楽しい乗り物を思いつくのだから捨てたものでもないかも!

    >AKさん
    きゃーAKさん。その後も麗しくお過ごしのことと存じます。
    いやカッパドキア素晴らしいッスね。
    バルーンに関しては次はタンザニアのンゴロンゴロで絶対また乗ろうと思っているので一緒に行きまひょ!まじで!
    そして私実はまだトルコなんですよ。トルコのエーゲ海沿い。
    カシュ、という小さな街で一人無駄にリゾートしてます。嗚呼。

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