2011年5月19日木曜日

いや疑は人間にあり 天に偽なきものを

久しぶりにお能。

観能しながら、かつてよく仕事をしていたころの(笑)心理状況やなんかを思い起こしたりして、あーおまえはそんなんでよーやっとったなぁというかんじでしみじみ過ごした3時間半(ほんと長いんだよねお能って)。

それとあの異常なまでの表現のそぎおとしと、異常な状況設定や激情を、その異常なまでそぎおとされた表現のなかに表現しちゃってることがやっぱ異常だわ!と思った。日本人の異常さがいかんなく発揮された芸術と思います。


それにしても最後の演目「殺生石」のワキの村瀬提氏は毎度カッチョよくてよかったわー
なんかいっちゃってるんだよねー。


あたしゃもうバッハとお能があればほかのアートはなんもいらんわ

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