2011年5月23日月曜日

読書案内

初企画!読書案内。
これから世界を旅しようって方には是非にもオススメしたいですが旅行の予定がなくてもおンもしろい本ばかりですけども実は本についてなにか書くってほとんどやったことがないのであんまうまくかけそうにないけどまぁ私の文章がつまんなくてもこれらの本はまじでおもしろいのでまいっかってことにしときます。とにかく読んでくれ。もしくはまずはアマゾンの書評を読んでちょ。

まずは元気のあるウチに堅いところから。

■銃・病原菌・鉄/ジャレド ダイアモンド

押しも押されぬ超一流名著ですけどガンガン読めておもしろい。
地球上の壮大な人類史が手のひらに落ちてくる感じ。
人として一皮むけたいあなたに(笑)。
人類として必読。


■ルポ資源大陸アフリカ―暴力が結ぶ貧困と繁栄/白戸 圭一

内容はタイトル通り。著者は毎日新聞の記者だったかな。確かまだけっこう若かったと思うけどかなり暑苦しくてイイ感じっす。ガンガン地べたでアフリカを這いずり回ってその結晶、という感じの本で、ほんと記者ってすごい仕事なんだなーと思っちゃったけどこんだけ熱くて素晴らしい仕事ができるのはきっとごく一部の記者さんなんでしょうねぇ。



■アフリカ 苦悩する大陸/ロバート ゲスト

こっちはアメリカ人の記者のルポですね。こっちも同じくかなり地べた這いずり回ってますけど、こちらのほうが経済的な視点でよりつっこんで書かれている感じ。どっちも甲乙つけがたくおもしろいのでま両方読んで。


■最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?

前述アフリカ2冊(もしくはどちらか)の後でこれを読むべし。
世銀の元幹部による。
先進国がアフリカのためにこの何十年かやってきた援助やら何やらはほとんど無駄でした、みたいな。
しかしじゃあどうするんだよ!という具体策満載なのがこの本のすごいところ。
いやー世の中にはほんとうに、頭がよくて知識の塊で世界中に人脈をはりめぐらしているようなそんなすごいひとがいるもんなんですねえ、という感じ。一番最初のジャレドダイアモンドとかもそうだけど。


■そうだったのか!中国/池上彰

もう説明の必用もないでしょうけど、私が一番好きな池上先生シリーズはコレ、中国近代史。激しくおもしろい。
日本人として必読。


■<中東>の考え方/酒井 啓子

中東人目線で中東現代人の葛藤を感じることが出来る本です。私は中東に行った後に読んだのでより実感がもてたかな。中東にいったことがある人に特にオススメかも。反米国イランあたりの記述とか相当おもしろい。


■世界の名景ベスト50

シリーズで何冊かあるんだけどほぼ全部もってたと思うんだけど、そういえばどこいっちゃったんだろ。とにかく余計な説明はまったくなくて、世界中のキレイな景色を写真でばんばんみせてくれるので、すっかり現実逃避できると思います。世界遺産だとかなんだとかいう本はごまんと本屋に並んでいますけど、ただただ絶景をこれでもかこれでもかと写真で見せてくれるこのシリーズが潔くて一番好き。


■遠い太鼓/村上春樹

村上春樹の小説は全く読む気になれないけれど、この人のエッセイはおもしろい。そしてこれは旅行記。
冒頭抜粋します。
 ――ある朝目が覚めて、ふと耳を澄ませると、何処か遠くから太鼓の音が聞こえてきた。ずっと遠くの場所から、ずっと遠くの時間から、その太鼓の音はひびいてきた。とても微かに。そしてその音を聞いているうちに、僕はどうしても長い旅に出たくなったのだ。
うわ、かっけー、ってかんじじゃないですか。
あたしなんか日曜日(土曜日だったかも)の昼間になんとなく、お便所で用を足してて思いついちゃっただけだかんね。
でもコレを読んで、イタリアやらギリシャやらに行くと、春樹的先入観におかされてしまうのでその点は気をつけましょう。


以上、読書案内でした-!

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