2016年8月19日金曜日

ノルウェー人的やせ我慢






この国の人は、よく湖で泳ぐんですね。そんな写真が上の2つです。
どういう成り立ちでそうなっているのか、スカンジナビアはどこもぐしゃぐしゃに湖だらけ池だらけなんですよ。
機上から眺めるとものすごくよくわかります。
いやGoogleMapで見ていただければ十分わかると思います。
フィンランド南部とかもう絶望的にぐしゃぐしゃ

いや湖だけでなくもちろん海(フィヨルド)でもよく泳ぐんだけども。

それで、太陽に対する渇望度が半端ない人たちなので、少しでも日ざしが出ると寸暇を惜しんで陽にあたろうとしますね。
これはよく言われる話だし、一度こちらの最低最悪な冬を経験するとその気持は心から理解できます。

んで、1つ不思議なのは、ノルウェー人というのは、「陽にあたりたい」だけでなく、とにかく、「泳ぎたい人たち」なんですよね。先に言ったように。
毎日の天気予報に、天気や気温、湿度、風、などの基本情報の他に、たとえば今の日本なら、紫外線指数や熱中症指数なるものがあって、わりと参考にされているのかもしれません。

さてノルウェーの天気予報で、天気や気温以外に、皆がゼッタイ注目しているのが、「水温」なんですね。
どこそこのビーチは水温何度、どこそこの池は水温何度、とバッチリ出て、これが日常会話の話題にのぼります。
何度だからちょっと冷たいんじゃない?とか、何度だから大丈夫だね!とか。
水温が共通話題でってすげえなと思うわけですよ。
私も石垣島時代は冬でもちょいちょい泳いでいましたがそんな話をノルウェー人にすると、「水温何度?」とか真顔で聞かれるんですよ。知らねーっつうの。


それで、日本人からしたら「さぶいやろソレ!」という日でも、太陽さえ出ていれば、喜々として泳ぎにでかけます。
また、もし水につかって、水が冷たかったとしても、「冷たい!」などとはゼッタイ言いません。
ノルウェー語で、「Frisk!」っていいます。
まぁ、フレッシュ!とか言う感じの意味合いなんでしょうか。ナンダソレ感満点ですw


「夏の日差しの中泳ぐ」というキラキラしたイメージへの強い憧れなんでしょうかね。
泳ぐことへの憧れは、やっぱり太陽への憧れと同じかな。
ご愁傷様なことです。あー今日は2つも書いたなー。寝る。

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